「はたけのいす」は、新潟妙高市で有機栽培の野菜を生産・販売する、小さな農家です。
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<名刺のかわりに~はじめまして!>
2025年1月
現在新潟県妙高市で、2025年春からの新規就農を目指している、吉田二郎といいます。
妙高市地域のこし協力隊として、2023年9月から活動し、主に坂口新田にある「げんき農場」にて、
ワイン加工用のブドウ栽培をお手伝いさせていただきました。
また、また、農福連携で福祉事業所のみなさんと関わらせていただいたり、
妙高市のひきこもりサポートグループ、「ポレポレ」のお手伝いもさせていただきました。
このたび2024年11月に協力隊を退任、今後は2025年春を目途に、
妙高市にて一人で新規就農し、野菜作り農家を目指します。
多分、妙高で一番小さな専業農家ですね。
今まで千葉で32年間、特別支援学校の子どもたちと関わってきました。
学校に勤務していた当時、障害を抱えたお子さん本人やご家族の方、
なかなか学校に通えない不登校のお子さんと関わるなかで、
生きていくことの難しさを痛感しました。
私自身も長い教員生活を送る中で、二度ほど体調を崩し、仕事を休職。
そんなとき、生きる力を与えてくれたのが、畑での土とのふれあいでした。
心と身体が疲れ切っていた時、畑で1人草取りを黙々としていると、次第に生きる力がわいてきたことを思い出します。
もしかすると畑は、「自分のペース」を見つける場所なのかもしれません。
妙高で暮らし始めてから、3畝(3a)の自分の畑で野菜を作ってきました。
今後は、少しずつ畑を広げ、「畑を通した居場所作り」 をコンセプトに、生き辛さを感じている人のための、
ゆるやかな「就労支援の手前の支援」づくりに取り組んでいきたいと考えています。
まずは、受け皿のベース作りとして、小さな畑をはじめます。
畑の名前は、「はたけのいす」。
お気に入りのいすで休むように、畑でからだも心もちょっとひとやすみ。
少しずつ、おいしいものをたべて、少しずつ、元気になってもらえる場所になれたら。
絵本「どうぞのいす」じゃないけれど、
やさしさのリレーができる場所になるといいなあ、と思っています。
あと、現在89歳になる実母と、85歳になる義母と、妻、娘との5人暮らしという、
ちょっと変わった同居生活をしています。
特に自分の母が認知症のため、介護生活の厳しさを痛感する日々です。
私の実家が宮城、妻が新潟。一昨年までずっと仕事の関係で千葉にいた私たち。
遠距離介護をするにも現実的ではないことから選んだW介護ですが、
その辺の難しさも、いずれブログの方にでも書いていけたらと思っています。
自分も仕事でおむつも替えてきたし、食事介助もしてきたけれど、
家族となると、なんというか違った感情が入ってくるせいか、すごく大変で…。
とにかくデイサービス、ショートステイ、ケアマネさん、
そして、この前2ヶ月も入院した病院のスタッフの方々には感謝しかありません…。
福祉サービスもたくさん利用させてもらいながらではありますが、
自分たちができるところを見極めて暮らしていかねばと思う今日この頃です。
介護をしながらなので、仕事としての農業も、自分のやりたいことも、細切れにしか今は取り組めませんが、
その中で感じる気持ちをブログに書き留めながら、
いろんな人とつながって、明るく楽しく暮らしていきたい!
昔、知人のはなむけの言葉に、よくこう書いていました。
「ドキドキを、わくわくに!」
今まさに、そんな気持ちです。
もしよろしければ、「はたけのいす」を見守ってください。
そしていつか、はたけで会いましょう。
2025年1月 新潟県妙高市 「はたけのいす」代表 吉田二郎
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<プロフィール>
【名前】 吉田 二郎(よしだ じろう)
【年齢】 56歳
【出身地】 宮城県仙台市
【転出元】 千葉県我孫子市
【前々職】 千葉県特別支援学校教諭(~2023.3)
【前職】 妙高市地域のこし協力隊(2023.9.~2024.11.)
【メール】 gattanmappu@gmail.com
【ホームページ】 https://hatakenoisu.com